こんにちは!
逆転の数学、中村です!!
昨日、こんな記事を見つけました。
「ライバルに教えたくない!?脳科学で認められた最強の勉強法3選」
リンク先の要約を引用すると…
1.問題を解くと成績が上がりやすい
2.勉強する場所を変えると、記憶力が高まる
3.睡眠をとる方が、テストの正答率が上がる-ガジェット通信より-
どう思われましたか?
僕は「まぁ、めっちゃ普通な、当たり前のことやな。」
と思いました。
わざわざ教えなくても、ライバルすでに知ってそう(笑)
でも決して悪い意味ではありません。
この記事は、書籍『脳が認める勉強法』を元にして、書かれたもののようです。
amazonで評価を見ると、☆1つが最多です。
「内容が薄い」「当たり前のこと」。
悪評のオンパレードです。
僕は一時期、毎日のように勉強法の本を読み漁っていた時期がありました。
生徒さんの成績を上げるためにです。
勉強法の本だけに絞れば、200冊くらい読んだと思います。(重複もあります)
もう3,4冊目くらいから、「これは凄い!」という斬新なものはありませんでした。
昔は、「本がショボイ!」と怒っていました。
だって、「ドラえもんの暗記パン」のような勉強法を期待してるのですから。
そんな当たり前のことを言われても、「わかってるわい!」となる。
でも、いつからか、考え方が変わりました。
「そうか。本当に大切だから、みんな言ってるんだ。」
「みんな言ってるから、何度も耳にするんだ。」
「何度も耳にするから、当たり前と感じてしまうんだ。」
当たり前と感じるのは、本当に大切なことで、何度も耳にすることだからです。
ので、当たり前と感じたら…
①ちゃんと実行しているか?自分の行動をチェックする。
②知ってるのにまだ実行していないなら、ツベコベ言わず取りいれる
③実行しているなら、改善点があれば取り入れ、そのまま続ける
凡事徹底。
誰でもできる当たり前のことを、誰もマネできないくらい徹底的にやる。
結局はコレが魔法の勉強法なんだ。
今はそう感じています。
その敵は、「当たり前のことは、地味で飽きやすい」ということです。
だからつい、手軽で簡単そうでキャッチ―な勉強法に心ひかれがちになる。
でも結局、一番効果があるのは、凡事徹底。
簡単そうで難しい、でも効果抜群な凡事徹底。
僕はまだまだ苦戦中です。
あなたは、凡事徹底してますか?
私は、社会人で、数学の勉強をしている者です。
1に関しては、時間の使い方の問題だと思います。
つまり、細切れ時間にはインプット学習、長く時間を取れる時はアウトプット学習をするのが良いと思います。「細切れ時間にはインプット学習」は、古典的名著の「知的生活の方法」(渡部昇一著)に書いてあったと記憶しています。
2に関しては、場所を変えるのも良いと思いますが、身体を動かしながら(例えば歩きながら)暗記作業をすると効率が良くなるそうです。これは、大脳生理学者の品川嘉也氏が云われていたと思います。
3に関しては、大学の教養の生物の時間に習いました(少しニュアンスが違うかも知れませんが)
「就寝前に学習して、他のことは一切せず、そのまま寝ると、記憶の干渉が起きないので、定着しやすくなる」そうです。
以上、参考になりましたら。
どれも大切なことですよね。
説得力の高まるご説明を、本当にありがとうございます。