教えるコツと勉強のコツは同じ!●●の意識!

[`evernote` not found]
LINEで送る
Pocket

この記事を動画で見る
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

 

こんにちは!
やる気先生こと、中村です!!

 

ゴールデンウィークですね。
先週は確率漸化式を更新していました。
理系の人や文系でも2次がある人は、連休の間にまとめてチェックしてみて下さい。
やる気先生の教え方は?
その中で、コメント欄にご質問を頂きました。
「わかりやすく教えるための要素は?」というご質問です。

 

コメントですぐ返しても良かったのですが。
「人に教えられるようになって、初めて理解したと言える。」
一度くらいは聞いたことありますよね。

 

実は、教えるコツと勉強のコツは、とても似ています。

 

ので、どうせならみんなとシェアしようと思って動画にしました。
僕自身、「まだまだもっと良くなるはず!」と思っているので。
現時点でのベストを共有させて頂きます。

 

ただ、あんまり長くなると。
それはそれで大変なので。
一番大切な1つだけ。

 

教えるコツも勉強のコツも同じ。
まずは、たった1つだけのことを意識する。
それは何か?

 

「what,why,howを明確にすること」

 

です。

 

whatは「何をするべきか?」
whyは「なぜその方法でいいのか?」
howは「どのように進んでいくのか?」

 

この3つを明確にすることが。
教えるコツでもあり、自分の勉強のコツでもあります。
レシピ本
料理の作り方を知らなくても。
レシピ本を見れば、一応作れますよね。
それと同じです。

 

人に教えるには、「何をすればいいか?」「なぜそれをするのか?」「どのように進んでいくか?」
を明確に見せてあげればいいです。

 

自分自身が勉強する時でも、そうです。
数学を教えていて、よく頂く相談が。
「ノートの取り方」です。

 

答えはシンプルです。
わからなかった問題や、復習したい問題に対して。
what,why,howを明記すればいいだけです。
数学のノートの取り方
ノートは未来の自分のために作るものです。
苦手な問題ほど、what,why,howを明記しておけば。
後から見て、「何コレ?意味わからん??」とならないです。

 

またwhat,why,howを明記するためには。
シッカリとわかっていないと、できません。
ですから書くだけでも、自然と理解が深まっていきます。

 

他に数学を教えていて、よく頂く悩みが。
「記述の書き方がわからない。」です。

 

これも答えはシンプル。
「what,why,howを書けばいい。」
それだけです。

 

さっきの直線の式の例のように。
普段の自分がノートに書いているwhat,why,how。
それを答案に書けばいいだけです。

 

what,why,howを書いておけば。
採点者に伝わります。
計算ミスしても部分点はもらいやすいでしょう。
少なくとも式だけしか書いていないよりは。

 

何よりwhat,why,howを意識することは。
これからの大学入試改革に合わせた勉強にもなります。

 

Z-KAIの記事「第1回:6年後の大学入試どう変わる?-2021年入試の2つのポイント」でも紹介されているように。

 

・センター試験が廃止され、大学入学希望者学力評価テスト(仮)が導入されます。

 

その背景は、

 

・現行の大学入試が知識の暗記・再生に偏りがちで、思考力・判断力・表現力や、主体性を持って多様な人々と協働する態度など、真の「学力」を十分に育成・評価していないという危機感があります。

 

ということです。

 

・「大学入学希望者学力評価テスト(仮)」では、「思考力・判断力・表現力」が問われる問題が出題される

 

このように大学入試が変わっていきます。

 

じゃあ、思考力、判断力、表現力は、どうすれば身につくでしょうか?

 

やっぱりwhat,why,howを普段から意識しておくことです。

 

what…何をすべきか?(判断力)
why…なぜそれでいいのか?(思考力)
how…どのように進んでいくか?(表現力)

 

ですよね。

 

ここ2,3年のセンター数学を解いていても。
「パターン処理的な問題」を残しつつも、「基礎を徹底理解した上で、組み合わせ的な問題」が増えてきている印象です。
少しずつシフトしていってるのだと思います。

 

とは言っても、来年のセンター数学では、まだまだパターン処理的な問題も多いと予想されます。

 

そのあたりもかねて。
whyの取り扱いは人それぞれだ」ということを、最後に強調しておきたいと思います。

 

人に教える時も、自分で勉強する時も。
基本的には「whatとhow」だけで、正解にたどり着けます。

 

「why」なぜ?の理屈がわかっていなくても、答えは出せます。
実際僕も、中学1年生に球の体積の公式のwhyを教えたりしません。
「昔偉い人が発見してくれてんけど、こうすればうまくいくから」と。
「公式what」と「具体的な計算how」を見せるだけです。

 

全てのwhyを追求すると、効率的な勉強にはなりません。
理屈抜きでもいい、とにかく正解して「できる喜び」を感じたい人もいるでしょう。

 

でもやっぱり。
理屈抜きで正解しても気持ち悪い、「わかる喜び」を感じたい人もいるでしょう。

 

だから「whyの意識は人それぞれだ。自分の性格や置かれている環境次第だ。」ということになります。

 

whyのメリットとデメリットをわかった上で、自分に合わせて使うのがいいでしょう。

 

whyを意識するメリットは。
「スッキリする」「忘れにくい」「応用力がつく」ということです。

 

「応用力をつけたい、テストで初見の問題で諦めたくない」場合は。
whyを意識した勉強が必要です。
数検の2次試験対策などは、whyの意識が必要になります。

 

whyを意識するデメリットは。
「whatとhowだけで正解にたどりつく時より、時間がかかる」ということです。

 

「応用問題はいらない、パターン処理的に正解だけ欲しい」場合は。
whyは無視して大丈夫です。
数検の1次試験などは、whyなしでもOKです。

 

このような特徴をわかった上で。

 

・whatとhowで、正解にたどり着けるようにする。
・whyは自分のサジ加減で、やったりやらなかったり。

 

what,why,howを明確にしていくことこそが。
教えるコツでもあり、勉強のコツでもあると確信しています。

 

問題が難しくて解けない?
それはwhat,why,howが明確になっていないからです。
1つずつ明確にしていけば、解けるようになります。

 

僕はこの意識を徹底したお陰で。
苦手だった簿記で1級合格できましたし、文系で数検1級も合格できました。

 

だから「what,why,howの明確化」は。
人に教える時も、自分が勉強する時も、とても大切にしている考えです。

 

少しでもお役に立てば幸いです。
今日もご視聴ありがとうございました。

[`evernote` not found]
LINEで送る
Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です