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こんにちは!
やる気先生こと、中村です!!
前回の記事では、動画に温かいコメント頂きました。
本当に励みになります。
心からありがとうございます!
さて新学年、調子はどうですか?
数学、難しくないですか??
まだ授業始まりたてで、今はあまりわかんないかもですね。
ちょっと前の記事で、「僕は簿記につまずいて大学中退したけど、その後、日商簿記検定1級合格でリベンジした。」
と言いました。
合格はけっこう前のことなんですが、当時はよく聞かれたものです。
「どうやって苦手を克服したのか?」って。
やっぱり仕事上、生徒さんに苦手を克服してもらわないといけません。
そのためには、自分が苦手から逃げてばかりいたら、示しがつきません。
それで日商簿記検定を通してリベンジを決意したんですが。
自分を中退に追いやるくらい大嫌いだった簿記を。
「あっ、これならいけるかも!」と思わせてくれた。
そんなある1つの出会いがあったんです。
それ、何だと思います?
めっちゃわかりやすい簿記の教材?
違います。
何でも身につく魔法の勉強法?
そんなモノありませんよね。
ちょっと拍子抜けするかもしれません。
でも本当にコレが大きかったんです。
それは、冒頭のような、ダマシ絵です。
有名なのは、このルビンの壺と呼ばれるやつですね。
壺(杯)にも見えるし、二人の顔が向かい合ってるようにも見える。
で、冒頭のダマシ絵。
あなたは何が見えましたか?
もちろん、コレですよね。
イ・ル・カ
ですよね。
ここにもあそこにも、いっぱい飛び回ってます。
…ですよね笑
でも、中には別の絵が見える方もいるようです。
僕も、その一人です。
男女がアレやってるようにしか見えなくて。
イルカって言われても、全然すぐ見えなかったです^^;
ホンマにすぐイルカ見えました?笑
でね、それがどうしたって言うと。
「目の前に実際にあるモノが、全て見えているわけじゃない。」
ということを知ったんです。
全く同じ1枚の絵、1つの現実があるのに。
ある人には、イルカが見えて。
ある人には、男女がアレやってるようにしか見えなくて。
でもその両方ともが、完全に正しい。
そんなコトが実際にあるんやっていうのを、初めて痛感したんです。
まぁこれは、有名な「7つの習慣」という本の受け売りなんですが。
それまでの僕は、「シロかクロか?」なんて頭やったから。
けっこう衝撃やったんです。
「1つのモノに、全く異なる2つの見方があって、その両方が正しい」なんてことは、考えたこともなかった。
で、当時の僕に、簿記はどう見えてたか?
「難しいだけでおもんない。時間のムダ。」
「机の勉強と実務は違う、将来役立たない。そもそも簿記が必要な仕事は多分しない。」
そんなトコです。
それが簿記の全てだと、そう思い込んでました。
でもホンマにそうなんやったら、この世に残ってるわけない。
ホンマに時間のムダで、ホンマに役立たない資格が。
ずっとそこそこの価値で存在し続けてるのはオカシイですよね。
人間って。
「感情で判断して、論理で正当化」しがちですよね。
「勉強が嫌い」って思ったら、「勉強しなくていい理由」を探し始める。
それで、ようやく気付いたんです。
「あっ。嫌いやから、簿記やらなくていい理由ばっかりが見えてたんや。」
「そんな気持ちで授業受けてたから、ついていけなくなるし、克服しなくてい正当化をしてたんや。」
だいぶ遅めですが、わかったんですね。
僕が簿記を嫌いになった理由は。
・大学の授業で、先生との相性が悪かった
・先生の解説ありきの丁寧じゃないテキストだったから、独りでテキストを読んでもわからなかった
・意味わからず、おもんないという感情が芽生えたから、ますますついていけなくなった
それで嫌いになりました。
振り返ってみると、放り込まれた簿記環境が、たまたま悪かっただけ。
それで簿記を嫌いになって。
「自分には簿記が向いていない、てか簿記は無意味。」と決めつけるようになりました。
恐ろしいですね。
もし違った環境で簿記についていけさえすれば、好きになってたかもしれない。
それなのに、そんなこと考えもせず。
当時見えてたモノが全てだと思い込んで。
簿記を完全に諦めてたんですね。
そのことに気付いてから、本屋へ行って。
改めて簿記の参考書とか見ると。
全然いけそうやったんです。
少なくとも、前のような嫌悪感はなかった。
後は、ご褒美を設定して、勉強し続けるだけでした。
もちろん勉強自体は、簡単じゃない。
難しい部分、つまずく所、いっぱいありました。
でもそんなコトは、当たり前ですよね。
難しいのが嫌なら、ずっと九九やっとけばいい。
でも、それじゃ何の実力もつかない。
難しいと感じるのは、鍛えられてる証拠。
最低でも3時間、毎日勉強し続けた結果。
チャレンジ決意してから3ヶ月で2級に。
その半年後に1級に合格できました。
キッカケは。
「目の前に実際にあるモノが、全て見えているわけじゃない。それなのに見えてるモノだけで、つい判断してしまう。」
と知ったことです。
これは僕にとって、苦手克服の真理みたいなものでした。
もし今。
あなたが何かをあまり好きじゃなくて。
それに対して良いイメージを持っていなかったとしても。
もしかしたら、「今見えている一部分だけで、それが全てと思い込んでる」だけかもしれません。
なぜ、それが嫌いなのですか?
嫌いになったキッカケは何ですか?
そのキッカケとなる環境が、もし真逆だったとしても、やっぱり嫌いですか?
iphoneを作ったスティーブ・ジョブズさんも言うように。
僕たちには、後にならないと見えないことの方が、多いかもしれません。
なのに、今見えているモノだけで判断してしまう。
僕たちは、自分たちが思ってるよりずっと、
「目の前に実際にあることが、全て見えているわけじゃない。」ものです。
最後に、それがよくわかる動画があったので、紹介します。
TEDというプレゼンイベントのものです。
TEDは「価値のあるアイデアを世に広めることを目標とした非営利団体」です。
僕は最初にこの動画見た時、ワケわかりませんでした。
目の前で実際に起こっているコトなのに、ホント見えてないものですね。
アポロ・ロビンスさんの「注意をそらすテクニック」という動画です。
8:43ありますが、是非どうか一度、見てみて下さい。
どうでしたか?
「今の自分に見えている世界が全て」と思い込まず。
今よりもっと可能性を広げていきたいものですね!