苦手克服の第一歩目は?

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image by http://www.123opticalillusions.com

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こんにちは!
やる気先生こと、中村です!!

 

前回の記事では、動画に温かいコメント頂きました。
本当に励みになります。
心からありがとうございます!
comthanks
さて新学年、調子はどうですか?
数学、難しくないですか??
まだ授業始まりたてで、今はあまりわかんないかもですね。

 

ちょっと前の記事で、「僕は簿記につまずいて大学中退したけど、その後、日商簿記検定1級合格でリベンジした。」
と言いました。

 

合格はけっこう前のことなんですが、当時はよく聞かれたものです。
「どうやって苦手を克服したのか?」って。

 

やっぱり仕事上、生徒さんに苦手を克服してもらわないといけません。
そのためには、自分が苦手から逃げてばかりいたら、示しがつきません。
それで日商簿記検定を通してリベンジを決意したんですが。

 

自分を中退に追いやるくらい大嫌いだった簿記を。
「あっ、これならいけるかも!」と思わせてくれた。
そんなある1つの出会いがあったんです。

 

それ、何だと思います?

 

めっちゃわかりやすい簿記の教材?
違います。

 

何でも身につく魔法の勉強法?
そんなモノありませんよね。

 

ちょっと拍子抜けするかもしれません。
でも本当にコレが大きかったんです。
それは、冒頭のような、ダマシ絵です。

rubin

有名なのは、このルビンの壺と呼ばれるやつですね。
壺(杯)にも見えるし、二人の顔が向かい合ってるようにも見える。

 

で、冒頭のダマシ絵。
あなたは何が見えましたか?

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もちろん、コレですよね。
イ・ル・カ

 

ですよね。
ここにもあそこにも、いっぱい飛び回ってます。

 

…ですよね笑
でも、中には別の絵が見える方もいるようです。

 

僕も、その一人です。
男女がアレやってるようにしか見えなくて。
イルカって言われても、全然すぐ見えなかったです^^;

 

ホンマにすぐイルカ見えました?笑

 

でね、それがどうしたって言うと。
「目の前に実際にあるモノが、全て見えているわけじゃない。」
ということを知ったんです。

 

全く同じ1枚の絵、1つの現実があるのに。
ある人には、イルカが見えて。
ある人には、男女がアレやってるようにしか見えなくて。
でもその両方ともが、完全に正しい。

 

そんなコトが実際にあるんやっていうのを、初めて痛感したんです。
まぁこれは、有名な「7つの習慣」という本の受け売りなんですが。

7つの習慣

それまでの僕は、「シロかクロか?」なんて頭やったから。
けっこう衝撃やったんです。
1つのモノに、全く異なる2つの見方があって、その両方が正しい」なんてことは、考えたこともなかった。

 

で、当時の僕に、簿記はどう見えてたか?
「難しいだけでおもんない。時間のムダ。」
「机の勉強と実務は違う、将来役立たない。そもそも簿記が必要な仕事は多分しない。」

 

そんなトコです。
それが簿記の全てだと、そう思い込んでました。

 

でもホンマにそうなんやったら、この世に残ってるわけない。
ホンマに時間のムダで、ホンマに役立たない資格が。
ずっとそこそこの価値で存在し続けてるのはオカシイですよね。

 

人間って。
感情で判断して、論理で正当化」しがちですよね。
「勉強が嫌い」って思ったら、「勉強しなくていい理由」を探し始める。

 

それで、ようやく気付いたんです。
「あっ。嫌いやから、簿記やらなくていい理由ばっかりが見えてたんや。」
「そんな気持ちで授業受けてたから、ついていけなくなるし、克服しなくてい正当化をしてたんや。」
だいぶ遅めですが、わかったんですね。

 

僕が簿記を嫌いになった理由は。

 

・大学の授業で、先生との相性が悪かった
・先生の解説ありきの丁寧じゃないテキストだったから、独りでテキストを読んでもわからなかった
・意味わからず、おもんないという感情が芽生えたから、ますますついていけなくなった

 

それで嫌いになりました。
振り返ってみると、放り込まれた簿記環境が、たまたま悪かっただけ。
それで簿記を嫌いになって。
「自分には簿記が向いていない、てか簿記は無意味。」と決めつけるようになりました。

 

恐ろしいですね。
もし違った環境で簿記についていけさえすれば、好きになってたかもしれない。

 

それなのに、そんなこと考えもせず。
当時見えてたモノが全てだと思い込んで。
簿記を完全に諦めてたんですね。

 

そのことに気付いてから、本屋へ行って。
改めて簿記の参考書とか見ると。
全然いけそうやったんです。
少なくとも、前のような嫌悪感はなかった。

 

後は、ご褒美を設定して、勉強し続けるだけでした。
もちろん勉強自体は、簡単じゃない。
難しい部分、つまずく所、いっぱいありました。
でもそんなコトは、当たり前ですよね。

 

難しいのが嫌なら、ずっと九九やっとけばいい。
でも、それじゃ何の実力もつかない。
難しいと感じるのは、鍛えられてる証拠。

 

最低でも3時間、毎日勉強し続けた結果。
チャレンジ決意してから3ヶ月で2級に。
その半年後に1級に合格できました。

 

キッカケは。
目の前に実際にあるモノが、全て見えているわけじゃない。それなのに見えてるモノだけで、つい判断してしまう。
と知ったことです。
これは僕にとって、苦手克服の真理みたいなものでした。

 

もし今。
あなたが何かをあまり好きじゃなくて。
それに対して良いイメージを持っていなかったとしても。
もしかしたら、「今見えている一部分だけで、それが全てと思い込んでる」だけかもしれません。

 

なぜ、それが嫌いなのですか?
嫌いになったキッカケは何ですか?
そのキッカケとなる環境が、もし真逆だったとしても、やっぱり嫌いですか?

スティーブジョブズのスピーチ

iphoneを作ったスティーブ・ジョブズさんも言うように。
僕たちには、後にならないと見えないことの方が、多いかもしれません。
なのに、今見えているモノだけで判断してしまう。

 

僕たちは、自分たちが思ってるよりずっと、
目の前に実際にあることが、全て見えているわけじゃない。」ものです。

 

最後に、それがよくわかる動画があったので、紹介します。
TEDというプレゼンイベントのものです。
TEDは「価値のあるアイデアを世に広めることを目標とした非営利団体」です。

 

僕は最初にこの動画見た時、ワケわかりませんでした。
目の前で実際に起こっているコトなのに、ホント見えてないものですね。

 

アポロ・ロビンスさんの「注意をそらすテクニック」という動画です。
8:43ありますが、是非どうか一度、見てみて下さい。

どうでしたか?
「今の自分に見えている世界が全て」と思い込まず。
今よりもっと可能性を広げていきたいものですね!

 

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